2006年08月28日

ワクチン

自分の専門分野じゃないんですが(苦笑。レポートという課題をやるために、せっせか免疫学を勉強しました。難しくて、戸惑ったよ。本当に原理から理解するってのは、難しいので、今日はワクチンについて書いてみようと思います。

さー、ワクチンってなんでしょうか?小学生時代に、BCGの注射を打ったことを覚えている人も多いんじゃないでしょうか?これが、ワクチンなんです。

しょぼい私の知識で簡単にワクチンの説明をします。例えばインフルエンザの予防接種。注射器に入っているのは、インフルエンザウィルスが出す毒素を弱くしたものです。弱毒化された毒素を、体内に入れることによって軽い免疫反応を起こさせるのです。

あっと、免疫反応について説明しなければならないですね。簡単にします。免疫反応とは、体内に病原菌などの異物が入ったときに、それを排除しようというシステムです。このシステムが、下等動物だとシンプルなんですが、人間は複雑なんだ。ということで、省略。

ちょっと話が飛んでしまいました。軽い免疫反応を起こさせるとなぜいいのか?について書きます。身体の中に入ってきた弱毒化された毒素を、身体の中の免疫細胞といわれる細胞が、やっつけます(かなり乱暴な表現ですが・・・)。例えば、マクロファージとよばれる細胞が、弱毒化された毒素を食べてしまうのです。そして、マクロファージの中でその毒素を分解します。分解されると毒じゃなくなります。その分解された毒素(ペプチドっていいます、タンパク質の分子量が極端に短い仲間です)を、Bリンパ球(聞いたことあるかな?)に、伝えます。するとBリンパ球は、その分解された毒素と他の分子の2つの作用によって、働き出します。そう、分解された毒素に対する抗体を作り出すのです。抗体は、本当にすごいやつで、特定の分子にしか結合することができないのです。鍵と鍵穴の関係ってやつです。分解された毒素に対する抗体が大量に作られます。ワクチンは、弱い毒素で少量しか投与しないので、すぐに抗体によって毒素はやっつけられ、予防接種を受けても、発病しないのがふつうです。

抗体が、毒素をやっつける方法は、大まかにかくと、毒素にしか抗体は結合できませんから、毒素に抗体が結合します。毒素に大量の抗体が付くと、毒素の周りを抗体が覆って、身体に対して無毒なものになり、沈殿します。あとは、抗体が付いた毒素は、マクロファージが見つけやすくなってるのです。それで、マクロファージがすぐに見つけて食べることができるのです。

だいぶ、説明が下手で長くなってしまいました。インフルエンザの予防接種を受けると、身体の中に抗体というものができるんですよ。すると、次に弱毒化されていない、本来のウィルスが体内に入ってくるとします。予防接種を受けていないと、体内に抗体がないので、上に書いたような反応が起こります。しかも、弱毒化されていないので、体内の免疫細胞たちが負けてしまって(最終的には勝ちますが)、熱が出たりといろんなインフルエンザの症状がでます。予防接種を受けていると、抗体がありますので体内に毒素が入ってくると、すぐに抗体が毒素と結合して、マクロファージが食べたり、毒素を抗体が覆ったりして無毒化できます。

しかし、ウィルスの種類が違ったら効果はありません。抗体は、あるひとつの抗原(ウィルスの毒素など)としか結合できないからです。困ったものですね。だから、インフルエンザの予防接種は「かけ」みたいなものですね。ちょうどその年に流行しているインフルエンザと、予防接種で受けた弱いインフルエンザの型が同じだと、大成功です。

最新の情報じゃなくて、これは高校生物学Uで勉強するくらいの内容なんじゃないかなと思います。調べて書いてないので、間違ってたらごめんなさい。大まかには、そんなに間違いはないかと思います。

たまには、こんな話題もどうでしょうか?不評かな?
posted by ゆりか at 19:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生命科学
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