2010年08月30日

Black de.ep

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MONJU / Black de.ep
仙人掌もメンバーであるMonjuの2ndEPです。詳しくないのですが、ロウで少々煙たい日本語ラップです。名前は調べたんですが、仙人掌以外のメンバーの声は誰だか分からない(苦笑。ビートは、ライトなようで、ドープ!聴いていて癖になるような、作品です。東京では、大人気みたいです。アンダーグラウンドヒップホップを聴かない人にも聴いてもらいたい作品です。リリックが身近というか生活感を直に感じ取ることが出来ます。
posted by ゆりか at 20:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ2008

2009年06月22日

Dokaka

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Dokaka / Human Interface
声だけで構成された音楽。聴いているとユーモア溢れる音楽で、にやにやしちゃいます。音は違えど、SAM & VALLEYを聴いてるような感覚になります。SAM & VALLEYもユーモア満点なんですよね。CDに付いている帯の言葉を引用します。「彼の音楽を聴いているとワクワクがとまらないの・ビョーク」「前例のないピュアなサウンドアートは存在する。全て声だけでつくられたアタラシクア・ミュージック・アタラシクアレコード」ヨーロッパや北米で大人気らしいです。声と声の交わるコラージュやユーモアに圧倒されます。聴いていて、微笑ましい作品。ジャンルで括ることの出来ない音楽。歌詞も、にやけちゃいます。高田渡さんやあがた森魚さんなども彷彿させられます。全然違うんだけどね。
posted by ゆりか at 10:03 | Comment(2) | TrackBack(0) | メモ2008

2009年03月18日

お久しぶりです

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Saito Koji / Guitar
去年、はまりにはまったSaito Kojiさんの2008年の作品です。「Endless End」を聴いたときの、感動が蘇ってきました。何処までも続く美しいギタードローン。ベールに包まれたような温かみを感じ取ることが出来ます。聴いていると、高揚していくのですが、その中にある少しの哀しみみたいなものも感じとることが出来ます。丁寧に重なり合う美しいギターの音は、果てしなく続いていきます。4曲入っているのですが、つながりも美しいです。芯の強いギタードローン作品だと思います。でも、繊細に聴こえたりもするんだよね。とにかく、美しい作品です。私の言葉じゃ伝わりません。MySpaceも最近立ち上げてくれたので、新曲も堪能できます。

http://www.myspace.com/saitokoji
posted by ゆりか at 17:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ2008

2009年02月21日

夏にぴったり

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いとうせいこう&POMERANIANS≡ / カザアナ
「いとうせいこう」と、ダブバンド「Pomerarians」が共演した作品です。いとうせいこうと言えば、ラップしている姿を思い浮かべるだろうと思いますが、この作品では、けっこう歌っています。Pomerariansも好きだし、いとうせいこうのラップも好きだったのが、きっかけで聴いてみました(だいぶ前ですが・苦笑)。1曲目は、ダブの要素がしっかりと入ったラップチューンで、かせきさいだぁ≡がゲストとして参加しています。他にも私の知らない人がフィーチャーされています。全体的に、ダブの要素がたっぷりで、聴いていて気持ちがよい作品です。『なんまいDUB』は、お経を唱えているようで、少々びっくりしましたが。心地よいダブポップからシュールな曲まで、幅広い作品だと思います。フィッシュマンズの影響をかなり受けているかなと言った印象。Pomerariansに関して言えばですが。フィッシュマンズ?と思う瞬間が時々あります。決して真似している訳ではないのですけどね。歌詞も、独特で好きです。
posted by ゆりか at 09:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ2008

2009年02月18日

郊外

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山口晋似郎 / 郊外
まさに、郊外といったタイトルがぴったりな作品だと思います。都会から離れた、そんな作品です。フィールドレコーディングされた音が永遠と続きます。曲によっては、加工されていたり、生楽器が入っているような気もします。寄り添っていると表現したほうがいいのかな。ここには、山口晋似郎さんが、丁寧に音を探している息遣いが、感じられます。様々な場所でサンプリングしたんだろうな。1曲1曲に変化を感じるんだから。曲というより、非日常、日常の音たちの集いかな。脳内が気持ちよくなってくるから、不思議だなあ。日常の忙しさを忘れてしまうような、そんな音たちの集い。また、美しさまでも感じてしまうような作品です。旅をしているような感覚にもなります。また、聴きおえた後、なぜか充実感を感じるのです。私の言葉なんかよりも、ずっと素晴らしいテキストが寄せられているので、覗いてみてください。「郊外」特設サイトです。

http://www.two-lines.org/kougai/
posted by ゆりか at 10:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ2008

2009年02月14日

ヤヲヨロズ

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LLama / ヤヲヨロズ
去年発売された京都のバンドLLamaの1stアルバム。メンバーは、吉岡哲志と藤井都督を中心に、越智弘典、妹尾立樹、井口翔太、佐野圭亮のPAを含む総勢6名組み。去年、よく聴いたなあと引っ張り出して、再び聴きたくなったのです。素朴なメロディと、複雑なパーカッションやツインドラムやギター、その他の生楽器が融合して、まるで夢の中にいるような感覚になります。凄い細かく作りこまれた楽曲なのですが、決して重たくなく、むしろ軽やかに響いてきます。ストリングスも入ったりして、壮大な曲もあります。メロディは、スロウでコアです。歌声がとても素朴で柔らかで優しく、たまに七尾旅人を彷彿させられる部分もあります。まさに、日本産といった音楽でしょうか。日本独自のわびさびを持った音楽だと思います。話は変わり、iTunesに転送すると、「ヤオヨロズ」と変換されます。でも、オフィシャルページ見たら、「ヤヲヨロズ」でした。

http://www.myspace.com/llamajp

http://llama.cc/
posted by ゆりか at 15:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ2008

2009年02月11日

オルガンドローン

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Ethan Rose / Oaks
Ethan Roseの3rdアルバムです。オルガンドローン好きとしては、言葉を失ってしまうほど、大好きです。様々な生楽器とエレクトロニクスを駆使し、美しくて壮大な世界を作り出しています。キラキラしていて流麗で、思わずうっとりしてしまう音楽です。緩やかに進むオルガンのメロディーは、とても壮大です。鉄琴などの素朴な音とオルガンドローンのコラージュは、最高としか表現できません。調べてみたら、1st、2ndと比較して、曲単位が短いとの事。私は、3rdしか聴いたことないのですが、過去作も気になりますね。こういう楽曲で、曲単位が短いので、こういう(どういう?・苦笑)音楽を聴いてみたいと思う人には、とてもいい作品だと思います。オルガンドローンと言えば、Asuna。Asunaと比較してみると、Asunaの方が、ドローンですね(何だ、この表現・苦笑)。朝に、聴いてみると、一日が素敵に過ごせそうな音楽だなあと思いました。一つオルガンと表現しても、様々なオルガンの音が、散りばめられています。Ethan Roseは、とても音にこだわっていると思います。音数は、少なめでシンプルに聴こえる部分もありますが、とても凝った作品だと思います。
posted by ゆりか at 12:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ2008

エロ

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SATUSSY / THE NOVEL
韻踏合組合のリーダーSATUSSYのソロアルバムです。豪華ゲストをフィーチャリングしています。豪華ゲスト、ALI-KICK、MAKI THE MAGIC、SHINGO☆西成、漢、ERONE, HIDADDY、遊戯, 勝、AKIOBEATSなどなど。トラックは、サックス(?)、トランペット(?)アコースティックギターなどを用いた楽曲をサンプリングしていて、少々ジャジーに聴こえるんだけど、自然に馴染んでいます。Nujabesほどジャジーじゃありません。リリックは、けっこうリアルでエロいです(笑。そして、少々残念な結果に終わってるという(笑。語り口調もあって、おもしろいです。韻を踏んでいて、聴いていて心地よい響きがあります。とても、ヒップホップを愛しているんだなあということが伝わってきます。特に8曲目の『鏡』が好きです。癖になる、リリックなのです。
posted by ゆりか at 10:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ2008

2009年02月08日

インスト

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neco眠る / ENGAWA BOYS PENTATONIC PUNK
関西の4人組の1stアルバム。最初から、フィールドレコーディングされた音が入ってきてテンション上がります。様々なパーカッション、ドラムのリズム隊が凄い。スカ、レゲエ、ダブの要素をきっちりも取り入れつつ、neco眠るの音楽性はしっかりと守られているというか、個性があるというか。なんたってギター、ドラム、ベース、鍵盤の生楽器のグルーヴが凄い。メロディカなどのメロディは、素朴なんだけど、生楽器のグルーヴが凄くて、けっこう豪華に(?)耳に入ってきます。新世代ダンスミュージック。緩くて、激しくて、懐かしい感じです。例えば、笛の音がピューと入ると、小学生時代の運動会を思い出しますし。インストゥルメンタルなんだけど、歌心を感じます。何故か、neco眠るを聴いたあとに、「あらかじめ決められた恋人たちへ」を聴きたくなります。インストダブつながりなのかな。
posted by ゆりか at 08:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | メモ2008

2009年02月06日

轟音

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夢中夢 / イリヤ
美しいピアノのフレーズと、しっかりとしたりずむ隊に、時に激しく聴こえる轟音ギターノイズ。やっぱり私は、轟音ギターノイズが大好きだ。壮大で美しくもある雰囲気は、時にストリングスが入るからだろう。ハチスノイトの不思議で時に不気味に聴こえるんだけど、美しい歌声が、このメタル、オルタナ、ポストロック、クラシカルな楽曲にマッチしてます。同じフレーズを何回も歌うことで、歌詞の威力がアップしていると思います。メロディは、けっこう複雑だと思うのですが、私の耳にすーっと入っていきました。WEG好きには、気に入ってもらえるんじゃないかなと思いました。狂気と美しい世界の融合なのです。よく分からないけど、AC/DCやブラックサバスを聴きたくなります。といっても、この2つのバンドは、高校時代少し聴いただけなのですが。おぼろげな記憶です。爆音で聴くと、本当に最高です。何度も聴くとはまってしまう中毒性がありますね。
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2009年02月05日

ニュウウェイブmeetsレゲエ

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原マスミ / シングルズ&コレクションズ
ニュウウェイブ(?)、レゲエ(?)なサウンドに、まるで、「たま」や「あがた森魚」さん、フィッシュマンズの「佐藤伸治」さんを彷彿させられるような、ヴォーカルスタイル。80年代に連れて行ってもらったような気分になります。シンセの音がチープで、微笑ましいです。そして、ユニークなリズム隊(ベース、ドラム)。歌詞は、本当にシュールで、私のツボです。根がスピッツ(今のスピッツはシュールじゃないけど)なので、シュールな歌詞は大好きなんですよね。浮遊感があって、脳内が揺らめきます。
posted by ゆりか at 17:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ2008

赤い疑惑

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赤い疑惑 / 東京ファミリーストーリー
赤い疑惑の2ndアルバムだと思います。アカペラのラップから、始まり続いて哀愁漂うギターの旋律。当たり前のことだけど、普段気づかないようなことをリリックしていて、はっとさせられるときがあります。主に、家族についてリリックしているのです。重たいリリックもあり、やはりはっとさせられる、私甘ったれてるんだなあと。アルバム全体で、タイトル通り「東京ファミリーストーリー」が表現されています。でも、楽曲はバラエティに富んでいて凄いなあと思います。ベースがぶいぶいとしてかっこいいです。ギターは、少々切ないかな。ドラムは、タイトでカラフルな楽曲たちの軸になっていると思います。声の掛け合いも、かっこいいです。ラップ調だったり、歌ったり。声だけで構成されたアカペラの曲は、独特の雰囲気を作り出しています。日本語ラップが好きな人も、日本のバンドサウンドロックが好きな人も、一度は聴いてみてもらいたいなあと思いました。パンク精神を感じます。かっこいいというか、癖になりますね。
posted by ゆりか at 05:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ2008

2009年02月02日

2nd

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Akira Kosemura / Tiny Musical
1stが良すぎて(というか好きすぎて)この2ndをあまり聴いてなかったのですが、最近聴いていたら、良いじゃないですかー。多彩なエレクトロニクスに、美しいピアノの旋律が絶妙です。少々エモーショナルでドラマチック。流麗な水の音とアコースティックギターとピアノと鉄琴が重なり合いミニマルなメロディを作り出している3曲目『Parterre』。3拍子の曲もあったり、興奮しちゃいます。細やかなノイズ絡みつくアコースティックギターとピアノも美しいです。ピアノだけの曲もあります。美しさの中に力強さを感じます。迷いのない力強さです。ドローン風味(?)の曲もあったり、飽きのこない作品(言い方悪い・苦笑)です。特に、ピアノは、本当に根がしっかりしていて力強さもあり、でも少々哀愁も感じるのです。生楽器とエレクトロニクスの融合。最近この手の音楽は数多く存在するけれども、古瀬村さんの音楽は個性をしっかりと持っていると思います。そして、そこには自然を彷彿させられるような世界観があります。

http://bbpoqdd.seesaa.net/article/101586454.html
posted by ゆりか at 13:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ2008

2009年01月31日

Max Tundra

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Max Tundra / Mastered By Guy at the Exchange
02年のDomonoからの作品です。当時、カラフルでキュートな音が出たなと新鮮でした。角がない滑らかな音で、耳にポップに響きます。ピコピコ音です。ヴォーカルも、とってもキュート。昨日、久々に聴いたのですが、つかみどころがないようなところが好きです。あと、ジャケットも大好きです。エレクトロポップス。

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Max Tundra / Parallax Error Beheads You
前作同様、ポップでキュートでカラフルなエレクトロポップス。角のないシンセの和音に、キュートなヴォーカルが響きます。メロディアスでポップ。聴く人の耳を愉快にしてくれるような音楽です。Max Tundraの作る音は、いつだって、はじけて愉快で、爽快ポップスなんだなと思いました。おもちゃ箱みたいな音楽。何かが出てきそうな。
posted by ゆりか at 14:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ2008

日本的

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EVIS BEATS / AMIDA
日本語ラップです。EVISBEATSは、トラックメーカーとしてKREVA等のメジャーなアーティストから韻踏合組合等のアーティストまで様々なアーティストとの作品を発表して来たらしいです。詳細は知らないですけど。なんとも日本的な匂いを感じます。5年の歳月をかけて作られたとの事。不思議と、自然に耳に馴染みます。トラックが日本的で、柔らかいからなのかな。韻を踏んでいるリリックには、凄いなあと思わされます。そして、リリックにはっとさせられる部分があります。しんみりラブラップ集。トラックは、しんみり懐かしい感じで日本的だなと思います。6曲目『Chill (前田和彦Piano ver.) feat 吉坂和磨』は、トラックがピアノとビートのみで、シンプルな構成です。吉阪さんが歌っています。たまに、関西弁が入っていたりして、微笑ましい作品です。心地よいトラックに、絶妙に言葉が乗せられたりして、聴いていて心地よい日本語ラップです。言葉遊びみたいな印象も受けます。でも、この言葉をトラックに乗せるのは、難しいんじゃないかなと思いました。
posted by ゆりか at 09:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ2008

2009年01月30日

日本の音楽

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ラブジョイ / あの場所へ
ラブジョイの3rdアルバム。友達からのコンピで、凄く気に入ったのを覚えています。収録曲は『ゼロ』という曲でした。伸びやかな女性ヴォーカルに、爽やかなメロディが、物凄い化学反応を起こしていて、感動したことを覚えています。5〜6年前の話なんですけどね。このアルバムは、bikkeさんが全部作詞を担当しています。日常感じたことが素直に歌詞になっていて、心温まります。メロディは、日本独自のわびさびを持っていて懐かしさを感じさせられます。演奏は、伸びやか、しなやかで、透き通っています。決して商業的でなく、時代に流されることない独自の音楽だと思います。様々なアーティストたちがこの作品について、コメントしてくれているので、読んでみると面白いと思います。

http://news.fmn.main.jp/?eid=682040#sequel
posted by ゆりか at 17:28 | Comment(2) | TrackBack(0) | メモ2008

僕のものになれ

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ぱぱぼっくす / 僕のものになれ
ぱぱぼっくすに出合ったのは、昨日エントリーしたスピッツのカバーアルバム「一期一会」で、でした。私は、その女性ヴォーカルに魅了され、オリジナルも聴いてみたいと思うようになりました。デビュー時に山本精一(ROVO)から〈曲と歌詞の関係がしっかりしている=核がある〉と評されたらしいです。大阪の3人組です。柔らかなバンドサウンド、そして伸びやかにしなやかなさわだともこさんの歌声はやっぱり大好きです。たるたにさとしさんとたかだまさふみさんのコーラスワークも温かみがあって耳に優しいです。それにしても、タイトルが「僕のものになれ」とは、けっこう挑戦的ですよね。歌詞も、優しく厳しい言葉で構成されていると感じました。その歌詞に柔らかなバンドサウンドが包み込まれています。オフ・コースの「水曜日の午後」のカヴァーも収録されています。CDの帯に書いてある紹介文みたいなのをそのまま掲載します。

いつも懐かしさを感じさせるぱぱぼサウンド。今作は更に磨きのかかった”極上のコーラス”がその楽曲に降り注ぐ。透明感に満ち溢れ、壮大なスケールへと及ぶ効果となっている。これからも突く突くしの如く真っ直ぐに伸びてゆけ!!
--- 小町裕(あぶらだこ)

悩み多き若者の背中には「あきらめてたまるか」と言う涙をこらえた決意がほんの少しだけあるのです。石ころ蹴っ飛ばしながら家に帰る僕らの背中が見える音楽 素敵なアルバムをアリガトウ。 
--- 有馬和樹(おとぎ話)

僕のものになれ、という究極のエゴイズム。ぱぱぼっくすからこんな一言が届くとは思わなかった。だが、その自己愛と紙一重の一言は、結局は自分自身を厳しく問いただす言葉にもなりえる。穏やか、癒し、温もり、笑顔…ぱぱぼっくすというバンドをイメージづけていたそんな“暖色”の感覚はもはやほとんどない。あるのは翳り、しなやかさ、凛々しさ、あるいは、厳しさ、諦念…。“僕のものになれ”は、他の誰でもない、彼らが彼ら自身に向けたプロポーズの言葉。リリカルでシニカル。新しいぱぱぼっくすがここにある。
---岡村詩野

http://www.myspace.com/papabox
posted by ゆりか at 16:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ2008

2009年01月28日

Yuki Kaneko

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Yuki Kaneko / rut
最初から、道路でのフィールドレコーディングされた音で始まる。それから、きらびやかなエレクトロニクスの細かくて温かな粒子のような音たちが、左右の耳に飛び交う。ほどよくフィールドレコーディングされた音が取り入れられて、はっとさせられる部分もあります。以前、お会いしたときに、マジックブックの内田さんと金子さんに、「今度CD出すからよろしくね。」と。今更ですが、感想文を書きました。私のど真ん中の音楽です。特に好きな曲は、『Park』『Window』『Cu.』『River』ですね。きらびやかなエレクトロニクスに、さりげないフィールドレコーディングされた音が入っていて、なので綺麗で流麗だけでなく遊び心も垣間見られる作品だと思います。こういう手の音楽は、日本にはけっこうあると思いますが(失礼ですね)、Yuki Kanekoさんの個性が出ていると思います。夜空の星を見上げながら、聴くとドラマチックになりそうです。実際、昨日の夜に、夜空を見上げながら聴いてみたんです。冬の寒さと澄んだ空気にぴったりの音楽でした。
posted by ゆりか at 07:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | メモ2008

2009年01月26日

Ferndorf

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Haushka / Ferndorf
Hausukaの4thアルバムです。Fat Catからの作品。今作も、ピアノの音色がとにかく美しいです。ピアノ以外では、チェロ、バイオリン、トロンボーンの音色が美しいです。3rdでは、ヴォーカルをフィーチャリングしたりしていたのですが、今回は1st、2ndと同様、インストゥルメンタル作品です。リズミカルでメロディアス。時に哀愁漂い、時に軽快だったり。現代音楽やクラシック音楽、またミニマルな音楽、いろいろ思い浮かびますね。ジャンルで括るのは便利だけど苦手です。Hausukaの作品の中で一番好きかもしれません。特に、6曲目の『Heimat』という3拍子の曲が美しいピアノで、感情的になりすぎず、でもほどよく感動させられるような曲です。徐々に高揚していく曲展開には、思わず胸を打たれます。

http://fat-cat.co.uk/fatcat/release.php?id=268
posted by ゆりか at 17:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ2008

Hidenobu Ito

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Hidenobu Ito / Systeisch2
Hidenobu Itoの6枚目のアルバム。私は、1stの「First Love」しか聴いたことないのですが、1stと比べ、メロディアスな部分が消えて、音たちの断片がカッティングされて、隙間を全て埋め尽くすような印象を持ちました。それが、面白いのです。この作品は、『OVAL「systemisch」のような”美しい”音楽を制作する』をコンセプトのもと出来上がった作品とのことです。なるほど、と思いました。OVALの音源を聴いて、Hidenobu Itoが解釈した方法で、OVALの手法を真似したみたいですが、OVALとは、けっこう違った印象。そこに、Hidenobu Itoの個性が溢れていると感じました。特に、10曲目の『Fw Switch-Hip Hop』が大好きです。イントロから滑らかなシンセのメロディが流れていき、まるで何かのCDを早送りさせたものをカッティングさせて繋いでいるかのようです。その上に、綺麗な鉄琴みたいな音が、加わっているのです。隙間のある音楽も好きですが、隙間がぎゅっと凝縮された音楽もいいなぁと感じました。
posted by ゆりか at 15:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ2008
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